資金調達の役割と目的について
企業が営業していく上では、様々な場面で資金調達が必要になります。多くの方が資金調達の際に利用するのは融資でしょう。融資の際には、融資されら資金を何にどのように使用していくのかということを金融機関側に説明しなくてはなりません。これを資金使途と呼びます。資金使途は2つに大別されています。
1つ目は運転資金、2つ目は設備資金と呼ばれるものです。また、これらに加えて万が一に備える余分資金といったものも存在しています。
・運転資金
材料を仕入れて、支払いを行った場合には、材料への支払い時期とその材料によって作られた商品を売るまでの時間に差が生じます。このように会社が営業活動を行っていく際にはこのずれを埋めるための資金が必要です。こう言った資金が運転資金と呼ばれ計算式では経常運転資金=売上債権+棚卸資産―仕入債務とあらわすことができます。
資金調達を行う際には、どのような理由で運転資金が必要になったのか、具体的な数字はどうなっているのかを確実に算出しておくことが望ましくあります。
・設備資金
設備資金はその名の通り新しい設備等を購入する際などの資金使途です。工場の機械や営業のための営業車といったものがこれにあたります。設備資金は多くの場合長期の借入になることが多く事業計画もその分明確に返済できるような計画になっていることが求められています。新しい設備によってどのような利益をどの程度生み出し、それを返済にどれほど充てていくのかなどを明確化し金融機関との交渉に臨むことになります。
三田会計事務所は中央区、渋谷区、品川区、港区を中心に東京都、神奈川県、埼玉県の一都二県で皆様の資金調達のご相談を承っております。「資金調達を行いたいが融資の交渉で担当者にどのように伝えればいいか迷う」「運転資金の内訳を明確にして融資の申し込みを行いたい」といったご相談は当事務所までご連絡ください。初回相談、初回電話相談は無料にて承っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。