事業計画の立て方
事業計画は金融機関から融資を受けるとき、経営における課題を見つめ直すときなどさまざまな場面で活用できます。ここでは事業計画の立て方について見ていきます。
事業計画は「計画」なので基本的に自社が今後どのように事業を展開していくか、といったことがメインの内容になります。
しかし、今後のことを計画にするためには現在の社外・社内の環境を見つめ直し、課題を発見することが重要です。事業計画を明文化しておくことで、目標が明確になり、課題を発見しやすくなります。こうした目標・課題を社員や従業員と共有しやすくなることもメリットの一つです。
具体的には次のような点について分析、検討します。
○どのような事業を展開していくのか
○事業の現在の状況(或いは実現性=実際に事業を行う時に事業として成り立つか否か)
○事業のビジネスモデルはどのようなものか
○事業の市場規模・収益
○事業の競合相手の状況
○自社の強みと弱み
○政治経済の動きから市場に変動が起こりそうか
○事業の将来性
事業計画の内容は以上のような点です。ただ、自社だけでは分析しきれないところもあるかもしれません。特に融資を受けるために事業計画を立てるという場合は税理士などを通じて融資審査のポイントを抑えた事業計画にしなければなりません。自社を客観的に見るために第三者の力を借りるということも有効であるといえます。
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