税務調査の対象となる法人の特徴とは|事前準備の方法も併せて解説
税務調査は税務官公署が法人又は個人事業主、個人に納税における帳簿などに問題がないか、ということを調査することをいいます。
この税務調査は脱税を行った企業などが対象になると思われがちですが、そうではなく普通に納税を行っている法人に対しても行われることがあり、すべての企業が対象になってきます。しかし、税務調査が「入りやすい」企業の特徴はあります。
どのような法人が税務調査に入りやすいのでしょうか。
■税務調査に入りやすい法人の特徴
・売上規模が同じような法人と比べて経費の額が多い
まず税務調査の対象となる企業で同業種、同額程度の売上の法人に対して経費が多い、という企業は税務調査に入りやすい傾向があります。
これは、かけなくてもいい経費がかかっているのではないか、という疑いを税務署が持ちやすい、ということもあげられます。
・経費が急に増えた
今までそこまで経費を使っていなかったのに、事業と関係がなさそうな経費が増えている法人も税務調査に入りやすい法人の一つです。
このように、同業種、同売上規模の法人と比較してどのような経営にあるのか、ということが一つのポイントになってきます。
■事前対策の方法
それでは、税務調査の対策としてどのような事前対策が出来るのでしょうか。一番は今取引しているものをしっかりと記帳をして保存をしておくこと、そして脱税と疑われそうな経費、つまり事業と関係のあるもの、ないものをしっかりと区別をする、ということです。
日頃の心構えが一番の事前準備になります。
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